志望校はどうやって決めるのか

父母共に地方出身、母は私立とは無縁の学生時代を過ごしてきたこともあり、首都圏の私立学校事情はまーーーーーーったく知りませんでした。

 

なので目標とする志望校を決めようにもチンプンカンプン、というかどれくらいの数の学校があって、どこにあって、どうやって決めるのか全然分からない状態。

 

(多分)必携「中学受験案内」

四谷大塚に入る前に通っていた個人塾の先生に「学校案内をまず買ってみて」とアドバイスいただいたので、本屋さんで【首都圏中学受験案内】というゴツイ本を買いました。首都圏の学校が全部載っているものです。

 

神奈川県在住の我が家、とりあえず神奈川県内の学校をパラパラめくります。やっぱり目に入ってくるのは偏差値。「76!すご~」「どこが一番高いんだろ~」と超素人的な見方しかできない当時の私┐(´д`)┌

 

でも、「こういう学校があるんだ~」というざっくりとした理解にはもちろん繋がりました。

 

偏差値の次に目が行ったのが場所。家からどれくらいの時間で通えるのか。時間がかかる、乗り換えが大変、時間が読みづらいバスは避けたいなど考えていました。

 

とにかく学校見学

四谷大塚では定期的に保護者に向けたお話をしてくれる保護者会や保護者面談がありますが、そこで言われていたのは、本人のモチベーションを高めるためには学校を見ることが大事!これはどこでも言われていることだと思います。

 

学校を見に行ってから真剣さが増したとか、「ここに行きたい!」という気持ちが明確になったとか、今後の学習にとってプラスに働くので早めに、ということでした。

 

ただですね、時は2020年。世の中はコロナ。学校見学とか説明会が軒並み中止になったり、オンラインになったり、学年が限定されたりと、チャンスがかなり限られていました。

 

初めての学校見学

唯一2020年中にいけたのが慶應義塾普通部。難関校の一つです。

ネットで探していたら参加できる説明会があったこと、子どもも一緒に行けて校内見学ができたこと、お友達でここを志している子が多いようで息子も耳にしていた学校だったこと、そんな理由から「まずは行ってみよう!」と、4年生の秋頃に参加したのでした。

 

やっぱり校内見学は楽しかったみたいで、慶應に行く!と言い出しました(笑)親としては、エリア的にもとても通いやすく、当然誰もが知る名門校!と思いましたが、まず何よりも現時点の本人の成績は超乖離(笑)あと、息子の性格から考えると、ちょっと固すぎるのかなぁという印象でした。

 

そういえば、説明会の申し込みが往復はがきだったのにもビックリしたなぁ…(往復はがきを人生で初めて買ったかも)

 

もちろん、「今の成績じゃいけない」というようなネガティブなことは一切言いませんでした。4年生の秋でしたし、前向きになってくれるのは良いことだし、ぼんやりとでも中学生になった自分をイメージしてくれたらいいなと思っていました。

 

そこからチラチラ見てはいるのですが、学校見学とか学祭とか説明会とか行けそうなものがなく今に至ります。

 

まずは学力が基準になるということはありますが、ここに行きたい!と明確に思える学校に出会えるまで、見学できるチャンスを探す、情報を集めて息子と共有するしかありません。今後コロナがどうなっていくかの見通しは難しいので、オンラインを含めた今の限られた方法の中で頑張りたいと思います。

 

そんなこんなで、四谷大塚では4年生初めての志望校判定テストが開催されます。このテストで、現状の志望校を登録することになるので、情報の少ない中で志望校を選ばなければならない…

 

初回の志望校判定テストの志望校をどうやって決めたのか、また書いていきます。

四谷大塚のクラス・組・テストコースを整理してみた(4年生)

私自身が最初は理解が難しく、ブログなど検索してみてもなかなかヒットしなかったので、改めて整理をしてみたいと思います。

 

直接四谷大塚の先生に聞けば解決しますし、きっとどこかの資料にはきちんと書いてあるのだと思いますが、お忙しい先生方にわざわざ聞くのもな…と躊躇してしまったのと、最初漫然と塾スタートを切った我が家ではこのクラス・組のシステムが「???ワケワカラナイ( ´д`)ン」状態で、理解するまでに時間を要したので、誰かのお役に立てば幸いです<(_ _)>

 

※2021年1月現在の4年生の情報ですので、その時々の正しい情報はお確かめください。

 

四谷大塚にはテストコースと授業のクラスがあります。

 

その前にテストの説明を。

 

四谷大塚のテスト

四谷大塚は毎週「週テスト」があります。1年間が上期・下期に分かれていて、上期で20回(20週)、下期で19回(19週)で設計されており、毎週の授業の終わりの金曜日夕方に週テストがあります。

 

そして4週間ごとに「組み分けテスト」があります。

 

つまり週テストは第1回~第4回、第6回~第9回、・・・と上期で合計16回、下期で15回あって、組み分けテストが第5回、第10回、・・・と上期で合計4回、下期で合計4回あります。

 

テスト、多い!(これ以外にも夏季講習、冬期講習などそれぞれ判定テストあり)

これは四谷大塚の特色らしいです。他の塾はどうなっているんだろう??(←まったく知らない)

 

テストコース

テストコースはそれぞれの子どもに合った難易度で受けることができるように、A、B、C、Sコースがあります。Aの方が下位、Sが最上位です。

 

このテストコースは最初の組み分けテストで決定し、毎回の組み分けテストごとに新しいテストコースが決定します。

 

このA~Sの中でも更に「組編成」が分かれています。ここが最初よく分からなかった!

 

テストコースの組編成は下記の通り。

  • Aコース:1~13組
  • Bコース:1~14組
  • Cコース:1~9組
  • Sコース:1~3組

数字が少なくなる方が上位です。

 

このように、同じAコースにいても順位付けができることになります。順位付け、というとアレですが、自分が全体のどこにいるのかを把握したり、次の目標にしたりするのに良い指標となります。(次回のテストでは組を1つでも上に上げよう、とか)

 

週テストは難易度が異なるものを受ける一方、組み分けテストは全員同じ内容のものを受けるので、このテストコースと組編成がどこなのかが実力を反映していると言えると思います。

 

授業のクラス分け

息子の通う校舎では、4年生は月・水コースと、火・木コースに分かれています。金曜日に週テストがあることもあり、対策時間の確保のため月・水コースの方が受講数が多いとのこと。

 

月・水コースは3組、2組、1組、S組(3組が下位でS組が最上位)

火・木コースは2組、1組、S組(2組が下位でS組が最上位)

 

このように、受ける人数が違うので、どのクラスにいるかはあまり実力の正確な目安にはならないかなと思います。

 

組み分けテストの後にはこのクラス分けが変わることもあります。本当に、子どもたち、シビアな世界を頑張って生きているなと思います。

 

ちなみに5年生になると全員月・水になるということで、通う校舎ではクラス分けも6組~1組+S組の全7組になるとのことでした。

 

分かりづらさの要因

「組」という言葉が、クラス分けの組と、テストコースの組編成の組と2つあるからではないかと思います。私と息子が「〇組」と話しているのが「どっちの?」となるようです。

 

あとクラスの組やテストコースの組編成の組は数字が小さくなるほど上位になるのに、テストコースのA~Sは、アルファベットが上にいくほど上位になるというのが分かりづらくさせている模様。

 

肝心の息子は

そんなわけで、どうしても力を入れてみてしまうのが全員が共通の内容を受け、次のテストコースが決定する組み分けテストになるわけですが、息子の変遷はこんな感じです。

 

テストコース-組編成

A - 3

B - 12

A - 3

B - 9

B - 13

B - 11

B - 8



はじめはテストコースA-組編成3から始まりました。クラスは火木の2組。勉強習慣が全くなかった息子が無対策で臨んだテストの結果としては上出来だと母は思いました。

 

ただその当時はこのテストコースと組編成の仕組みが分かっていなかったので(笑)テストコースがAなのはわかっていましたが、その中で更に分かれていることとか理解していなかったんですよね。なので、Aの中でどの辺なのかね~?と呑気な会話をしていた、小4の春でした。

 

次のテストでBコースに上がり本人も喜んでいたのですが、テストの難易度が変わり、週テストの偏差値もガタ落ち(ホントに凄い偏差値だった。笑)そして難易度は共通のはずの組み分けテストでAに落ちる…また同じ組編成…

 

多分これは本人的にはショックだったんじゃないでしょうか。次で絶対まずはBに上がらないといけないと思ったことはモチベーションになったよう。

 

そして、やっと四谷大塚の勉強の習慣がついてきて(遅い!笑。でも、今まで勉強習慣の無かった息子にとってはそれが大きな進歩だったのです)宿題をとりあえずやりきれるようになってきた頃でした。

 

次の組み分けでB-9に上がることができ、クラスも1組から2組に上がることができました。その後は絶対にBはキープしなきゃという想いが強くなったようで、ギリギリのラインで踏ん張り続けます(笑)

 

現時点での最後のテストでは一番良い組になり、本人としても嬉しかったよう。今は「前回よりも1つでも上の組に上がれるように頑張ろう」が目標です。

 

親としてももちろん本人の頑張りや毎日ちょっとずつでも前に進んでいることを実感できてとっても嬉しいことです。

 

考えてみてください。

毎週偏差値が出るテスト受けてるんです。

私だったら耐えられない(笑)お腹痛くなっちゃう(笑)

そのテストで順位がついて、受ける授業もテストの内容も変わって。

本当に大変な毎日を生きているなぁと思います。

大らかに、メリハリをつけて、見守ってあげたいと、なかなかできないけど、いつも思っています。

 

 

・・・と話はそれましたが、こんな感じの四谷大塚のテストコース等説明でした。合ってる…よね?笑 同じ塾生の親御さんで「違うよ!」と思われた方がいらっしゃいましたらどうかご指摘ください<(_ _)> 

 

あと度々ですが、年度や学年、校舎により異なる部分があると思いますので、正確な情報はどうかお確かめくださいませ。

4年生の冬休みの過ごし方

備忘録です。

 

学校から出た宿題。

・書き初めの練習(提出不要。2枚練習用の紙がもらえたので、1枚は息子、2枚は私(母)が書いた。久々でヘッタクソで笑いあった)

・漢字練習(50字。意味調べと例文。辞書に無いものはGoogle先生にお世話になる)

 

以上2つ!少ない!少なすぎる!

 

冬休みは11日間。お正月とはいえ、数日で終わってしまう内容で物足りない。

 

物足りない内容なのに、ゲームやりたさに終わったと嘘をついて実は中途半場にしかやっておらず、1月3日に私の雷が落ちる。

 

完璧にこの目で見て確認するというこのタスクはいつまで続くのだろうか…

 

「終わった?」に対する、あの「終わった!」という言葉は何なのか…

 

脱線しますが、片付けができない。目の前にある脱いだパジャマが見えない。やると言ってて忘れている。大事なプリントとか持って帰ってこない。

 

男の子はこんなものなのか?それともうちの子に何か問題があるのか?

 

悩む日々です。

 

ということで学校の宿題だけではもてあます(ゲームばかりになる)ので、塾絡みでこんな勉強をやりました。

・計算(今までやれなかったページ、丸付けしたけど直しが終わっていなかった箇所の直し)

・国語基礎トレーニング(冊子で渡される問題集。全然手が回らなかったのでこの機会に)

・高速基礎マスター(ネット上で解いていく一問一答の問題。これは冬休み中にここまで終わるようにという課題が出されるも、そのプリント見たのが年明け…全然終わってなくて、間に合わないこと前提で1月3日から取り組み始める…)

・通常の塾の宿題

・冬期講習は4日間

 

国語基礎トレーニングは、慣用句とか言葉の意味がメインですが、以前やっていたときは間違えまくっていたのに今回やったら間違いが少なく、成長してる~と実感。

 

計算は毎回必ず間違いがあって、それはほとんど計算ミスで、「大きく書こう。桁を揃えよう」といってもなかなかやれず、小数点がずれていたり、ひっ算はちゃんとできたのに答えの欄に正しく書き写してなかったり。

 

ため息がでます。

 

が、「毎日勉強することが当たり前」になっていることはものすごい成長だと思います。喋りながらですが、1,2時間なんだかんだ勉強を続けていられるのは、1年前の今頃では信じられないことで、まずはこれが1年間の成果なのだと思っています。

 

今これを書いている1月5日夜。

息子は今日の勉強を終えて、お友達とネット繋いでゲームしています。すっごい楽しそう(笑)

 

我が家は平日はゲーム2時間まで。多分中学受験を志しているおうちからしたら長いですよね。でもこれが楽しみなのだろうし、でも時間は有限だし。バランスのとり方は本当に難しいです。

 

明日から通常の生活がスタート!

週末には冬期講習のテスト。

来週は初めての志望校判定テスト(志望校登録しないといけないけど、全然定まってなくて有名どころだけ入れることになりそう)。

 

私の仕事も本格的に仕事はじめなので、どこまで勉強のフォローができるのかが課題です。中途半端にならないようにだけ、頑張ろう。

入塾テスト~四谷大塚

早稲田アカデミーに続き、後日、四谷大塚の入塾テストがありました。

 

どちらかというとこちらが本命(というほど選んだ根拠があったわけではなく、通うことを考えた上での場所と「老舗」ということで「いいなぁ~」くらいでした)だったので、先に早稲田アカデミーの入塾テストを受けられたことは、息子の慣れを考えると良かったなぁと思いました。

 

さて。

入塾テストには父母と息子3人で行きました。

 

早稲田アカデミーでの経験しか材料が無く(事前にどんな感じか調べていない)受付で入塾テストであることを伝えると、息子はテストを受けると思われる別部屋に案内されていきました。既に数人子どもたちがいて、机に座っていました。

 

親2人は別の部屋に通されました。机が20席くらい。既に大人(親)が2、3人。ここで校舎長のお話をいただけるということでした。

 

少し待って、「息子のテスト始まったのかな~」くらいで、校舎長がいらっしゃり、お話が始まりました。

 

このお話が良かった!

 

どうして中学受験するのかということと四谷大塚の特徴を1時間しっかりお話してくださり、単なる受験戦争に勝つぞー!ではなくて、子どもたちの未来を考えて向き合ってくださるのだなということが伝わりました。

 

この時点で四谷大塚に入れたい!という気持ちが強くなる私。夫も同じ気持ちのようでした。

 

テストが終わった後のことはあんまり覚えておらず…笑

ただ、早稲田アカデミーと違ってその日に渡されるわけではなく、採点の結果と入塾できるか否かの結果を後日電話で伝えるということだったので、「ちゃんと採点して判断してくれるんだな(?)」という謎の感想を持ちました。

 

首を長くして待つこと数日。

夕方にお電話いただきました。国語算数それぞれ100点満点のテストで、息子の点数、合算でちょうど100点。国語の方が良かったようです。その時点で算数の方が得意だと思っていたので、意外な結果。あと点数はこれってどうなんだろう?笑

 

入塾のボーダーは100点(つまりギリ)で、算数は50点割っているけど、これから伸ばしていきましょう、というこで入塾OKということでした。

 

あっぶね~…

 

が第一の感想ですよね(笑)そして200点満点の100点?それはどうなの?難易度はどうなっているの?が第二の感想。

 

息子にはギリギリだったということは伝えず、入塾テスト合格だったよ!ということを伝えました。本人なりに自信になっていたようでした。

 

全員受かるのでは?という問題ですが、息子曰く、お友達には数回受けた子もいるとのこと。実際その時のテストは100点がボーダーで、少しでも下回ったら不合格だったのでしょう。なので、本当にギリギリだったのでしょう…(白目)

 

とにもかくにも、こうして四谷大塚の入塾テスト合格を経て、四谷生になることが決まったのでした。

 

入塾テスト~早稲田アカデミー

入塾テストは早稲田アカデミー四谷大塚に申し込みました。

これに受からないと塾に入ることすらできないということで、親子そろってちょっとドキドキ。

 

最初に受けたのが早稲田アカデミー

着いて小さな部屋に通され、簡単に説明。その後息子だけ別の部屋に移動してテスト。親はその間待っていてもいいし、終わるまで外に出てきてもいいということで、近くのカフェで時間まで待機しました。

テスト時間は1時間くらいで、算数と国語。

 

時間になって、息子もそろって最初の小さな部屋へ。先生がやってきて、今受けたテストの結果を渡されました。

早い!!が第一印象(笑)

 

そして結果である点数は全く覚えていなくてホントどうかしているのですが(笑)テストは合格、ということでした。ひとまずほっとしたのですが、なんというか…

 

思っていたよりさっぱりしたものだな。

 

という気持ちが強かったことを覚えています。詳しく調べていないので分かりませんが、多分落ちるということは無いのではないかと。その後、クラス分けにも使われる点数になると思うので、そのためのものなのかぁ…とその時思いました。

当然できている問題とできていない問題があり、分析みたいな感じで出るのですが、伸ばすところ、改善点などお話いただいたように覚えています。カウンセリングというような感じではなかったです。ここも含めてさっぱりした印象でした。

 

「こういうものなのかな」という気もしましたし、全体的に特別良い印象も、悪い印象も無い、という感じ。通うには駅から少し離れていたので、それが引っ掛かったくらい。

 

学校のテストというものしかほぼ受けたことがない息子。緊張したと思います。結果的に四谷大塚に入ることになるのですが、順番として先に早稲田アカデミーでテストを受けて、こういう感じか、とつかめたことは良かったなぁと思っています。

 

続いて四谷大塚の入塾テストです。

中学受験に向けた塾をどうやって決めたか

前の記事で、中学受験を全く志していなかった小3の夏頃、近所の個人塾に通い始めたことを書きました。その塾の先生が、「もし中学受験を目指すなら検討したい4つの塾」について教えてくれました。

 

塾はほんとーーーーーにたくさんありますよね。

大手、中規模なところ、個人塾。どの塾がどういう子向けで運営されているのか全く知らなかった私にとっては、非常にためになるお話でした。

 

その4つの塾は、SAPIXサピックス)、四谷大塚早稲田アカデミー日能研でした。

 

それぞれの特性として、メモを取ったわけではないので記憶の範囲ですが、こんな感じでお話されていました。※通ったことのない塾の実際の実態は分かりません。先生のお話を聞いた、私の主観まじりの記憶です。

 

1つ目。SAPIX

成績上位のクラスには手厚いけど、そこに入れないと上に行くのはなかなか厳しい印象とのこと。

私も名前くらいは知っている超進学塾(?)っていう感じの塾。厳しい!というイメージはその通りで、ガッツリやらせるならいいんだろうけど、うちの子にはハイレベルすぎて絶対無理だろうという気がしました。

 

2つ目。四谷大塚

老舗の進学塾。子どもたちの仲が良い印象(これは良くも悪くもって意味もあるかもしれない)。手厚い。

たくさん見聞きしたことのある塾名。そして老舗って言葉にどうも弱い私。何かいいなぁとこの時点で思ってました。

 

3つ目。早稲田アカデミー

四谷大塚の系列という感じで説明を受けた記憶がありますが、随分後から分かったこととして、早稲田アカデミー四谷大塚の教材を使用しているのですね!なんとなく、四谷大塚の後にできた新しい版?(語彙がなくてすみません)みたいな、そんなイメージを持ちました。

 

4つ目。日能研

これは明確に覚えているのですが、ちょっと大衆的、とのこと。

息子の現状レベル(宿題はやったりやらなかったり、机に向かって勉強する習慣なし)を考えて、むしろ良いのでは?と思いましたが、より高いところを目指している子がたくさんいる方が息子にとって刺激があり良いのか?と、この時は思いました。

実際には日能研にも上位校を目指している子はたくさんいるし、合格を勝ち取った子もたくさんいるのですが、何も知らない頃の私は先生のお話が初めて聞く塾の説明だったので、そんなもんなのか!とほぼ鵜呑みでした。

 

これら塾に入るためには入塾テストというものがあります。塾に入るためのテストで、つまりある一定のライン以上でないと入れないよ、というボーダーを示していることになります。

 

4つの塾の中から、印象、そして通える範囲という意味で、我が家がいいなと思ったのが四谷大塚早稲田アカデミーでした。

SAPIXは厳しそうでまず無理(そもそも息子が嫌がりそう)、日能研は「大衆的」という言葉に引っ掛かりを持ってしまいました。

 

先生の言うことが客観的に正しかったのかそうでなかったのかは分かりません。子どもに合う合わないもかなり大きいと思います。ただ、比較検討の材料を4つに絞ることができて、その中で検討することができ、一歩を踏み出すことができたという意味では、我が家にとってはとてもありがたい情報でした。

 

次はこの2つの塾の入塾テストについて書いてみたいと思います。

あ、あとは「塾は絶対に行かない!」と言い切っていた息子がどうしていく気になったのかも折を見て書きます(備忘録。笑)

どうして中学受験を目指すことにしたのか

公立小学校に通っていますが、場所柄、割と中学受験をする率の高い学校だと思います。早いうちから塾に通っているお友達もいましたが、公立畑でずーっときた私にとっては「中学受験なんて意味あるかなー?」と全く興味なく。

 

4年生くらいになったら考え始めればいいかーと、本当にぼんやり考えてました。

 

当時小3の息子。

学校での学力はまずます。好きな教科は算数。計算・暗算が早い。

理解力は低くなく、教えればわかる。でも宿題はちゃんとやったりやらなかったり。家で宿題に付き合うような時間的余裕は夫婦ともになく、音読を聞くくらい。これもやらない日も多かったです。

持ち物も小3くらいになるとまぁいい加減で、明日の時間割は親も分からない状態。ランドセルの中を時々開けるとぐしゃぐしゃのプリントや返ってきたテスト。そのまま閉じてしまいそうになるのを堪えて整理。筆箱なんか途中から持っていってなくて、鉛筆1本をランドセル直入れするような、そんなワイルドな息子です。

ただ今思うと本を全然読まない子でした。これが今になって結構影響しているのか(読書の好き嫌いは関係ないともいわれるようですが)、そもそも文章を読むことに心理的ハードルが高く、更に細部まで読んだり心情把握が苦手(いわゆる物語文)。読書を楽しいと思うようにしてあげればよかったと思っています。

 

あまりに勉強習慣が無くて、家では机にじっと座っていられないので、これはいよいよまずいかなぁと夫と相談し、ネットで調べ、徒歩5分の個人塾に通わせることにしました。

 

若い先生が一人でやっている塾で、初回に私一人でお話しにいきました。その時に、先生から中学受験のメリットを話していただきました。

 

やはり私立中学の手厚さは公立では得られないこと。

中高一貫に行けば、途中で受験することなく興味のあることに打ち込めること。

 

その時に、今後本気で中学受験を志すなら検討したい4つの塾を教えていただきました。(後でまた記事します)

 

そして最初はマンツーマンに近い形ってどうなんだろうと思いましたが、先生がたくさん情報を下さり、信頼できる方だったので、入ることに。いろいろあって数ヶ月でその塾はやめてしまったのですが、あの時あの塾に入らなければ第一歩を踏み出すことも無かったし、とても感謝しています。

 

中学受験というアンテナが立つと情報が色々入ってくるものです。

公立学校に比べるとやはり先進的なことをどんどんやれる仕組みであること(コロナ禍においてそれが顕著だったこともある)、平均あるいは下に合わせる教育ではなくできる子・できることを伸ばしてくれる環境。

息子の小学校にもいろいろと思うところはありました。公立学校なので仕方ないと思いつつ、古いやり方や、不合理なやり方。

元々私も夫も合理的な考えを持っているため、協調や集団行動を考えてやむなしとは分かりつつ、息子にとって本当に良いことなのか疑問に思うことは多々。

公立中学でも十分楽しく有意義にやっていけると思います。でも、それでも可能性はより伸ばしてあげたいと思ったときに、中学受験は絶対するべきじゃないかと思い始めました。

 

息子の考えはどうだったかというと、小3時点で、これまで中学受験なんて考えたこともない子が、それを良いと思うかそうでないかなんて判断できません。ただ、中高一貫のイメージが強かったらしく、高校受験をしなくて良い、というのが当初かなり大きなモチベーションになっていました(笑)

学校見学をしたり、情報を得たり、友達が同じ受験に向けて頑張ったり、塾で友達が出来たりする中で、当然するべきこと、という感じになっていったなと思います。

このイメージ作りはうまくいったと思います。

「中学受験はいつでもやめても良い」と伝えていましたが、本人が今のところずっと「受験したい」と言っています。

 

そんなきっかけでスタートした我が家の中学受験です。